クライス・フルート・ソロイスツ200回記念公演

  • 2015.04.05 Sunday
  • 22:43
JUGEMテーマ:音楽

 
3月最後のフルート教室。
131日にレッスンを受けて以来1ヵ月ぶり。
16年通って、こんなに長く教室を休んだのは初めて。
 
「痔が、悪化しちゃったようなの。」
車椅子生活の父と2人暮らしだった母は、気楽そうに言っていた。
ところが、検査の結果、不調の原因は、大腸がんで翌週には肝臓の転移や心臓の疾患も判明したのが2月最初の週。
手の施しようもないままに病状は悪化し314日に母は、ホスピスで亡くなり、22日に葬儀。大変、目まぐるしい1ヵ月だった。
 
「クライス200回記念公演の知らせがあったけど、どうする?」
 
レッスンの日の朝、ハズ。
 
・・・そんなおめでたい所に行く気分じゃあないかなあ・・・。
 
それどころか、今日のレッスンの「ハリーポッター・ファミリーポートレイト」の練習が全然できていない!!
大変だ。
そこで譜面のコピーをかき回しなんとか最後までユックリ吹けるように頑張った。
 
そして、いつも通り色々アドバイスをいただいたレッスンの最後。
お師匠様が、譜面の原本を見ながら・・・“う・・・あれ?”・・・
 
「ワイフさん、この楽譜2枚目は、ファミリーポートレートじゃなくて不死鳥の叫びです。」
 
きゃあ!全然違う曲・・・、いや、お師匠様だって・・・。
 
「アハハハ!良い感じでつながってましたねえ。」
 
お師匠様と2人で大笑い。
そう言えば、フルート合宿に行った時、7人でやったアンサンブルに全然違うパートの人が間違って混じってかなり長い時間、吹いてた事あったなあ・・・。
 
「あ!合宿と言えば、その合宿の先生のコンサートに私の先生が共演するんです!」
 
・・・なんか、聞いた事あると思ってたんですが・・・お師匠様が見せてくださったのが、200回記念公演のチラシ。
 
お師匠様の先生と言えば私たちは孫弟子!
 
「200回記念、行く事にしたわ!」
 
待合のハズに伝える。
 
「何!お師匠様の先生!じゃあ、あんたの弟子に体罰受けていると訴えよう。」
 
・・・冗談抜きでやめてください!!!・・・。
 
お師匠様の訴えを背にクライスフルートソロイスツ200回記念公演へ。
 
公演プログラムは、リクエストで作ったそうでトンデモナイ大変そうな曲がいっぱい。
 
最初は、ドップラーのアンダンテとロンド。
合宿でハズとやってそのお陰でフルートデュオ上では離婚成立となったなつかしい曲だ。
 
そして、ドビュシーの牧神の午後への前奏曲。
最前、NHKでバレエ付の曲を見てあまりの内容にガラッと印象の変わった曲だ。
 
前半の最後は、ベームのグランドポロネーズ。
最初のお師匠様が、「グチャ・ボロ」と呼んでいた凄く大変な曲だ。
 
とても聞きごたえのある前半。
 
後半の曲も合宿や発表会でお付き合いのある懐かしい曲で始まった。
 
そして「精霊の踊り」。
これは、死んだ妻を連れ戻しに行く物語の曲。
ついこの間、6年前の脳こうそくの後遺症で半身まひと言語障害のある父が、
「死ぬなよ。死ぬな。ばか、死ぬんじゃない。」
と息を引き取った母の手を撫でさすりながら驚くほどハッキリと繰り返したのを思い出した。
黄泉の国まで訪ねて行っても連れ合いを連れ戻したい、でも、無理。
ずっと昔からたくさんの人が繰り返してきた悲しみと癒しを歌いあげる美しいフルートの音色。
父も母も連れてきて聞かせてあげたかった。
 
そしてすごい勢いの熊蜂にショッカーのおもしろい曲、思いがけないピアニストさまの登場するアルルの女と楽しいプログラム。
 
そしてパーティーでは、懐かしいみなさんの演奏と再会。
 
お師匠様の先生にも無事ご挨拶。
楽しい優しい大師匠様でした。
 
娘が亡くなった時、何か気晴らしをと思いフルートを始め16年になりましたが、今、改めて音楽が心を癒やすと実感したのでした。
 
そんな訳で今日も楽しく吹いています。
それから、300回記念も楽しみにしています。

お師匠様の先生大師匠様と孫弟子
 
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